英語の日常会話のコツは「場面ごとのフレーズの引き出し」【歌詞を覚えるように身につける】
英語の日常会話をスムーズに話すコツは、場面ごとに決まったフレーズの引き出しを多く持つこと。英語ゼロの30代会社員が、AI英会話アプリのスピーク(Speak)を続けて気づいた「初対面で聞かれることはほぼ決まっている」「スピーキングは歌詞を覚える過程に似ている」の2つを、実際のロールプレイの会話記録つきでまとめました。
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英語の日常会話がスムーズにできるようになりたい。でも、何を覚えれば話せるようになるのか分からない。そんなふうに感じていませんか。
私もスピークを毎日続けるうちに、日常会話にはコツがあると気づきました。この記事では、英語ゼロから始めた私が実感した2つのことを、実際のレッスンの会話記録と一緒に書きます。
結論:日常会話のコツは「場面ごとのフレーズの引き出し」を増やすこと
先に結論を書きます。私が気づいたのは次の2つです。
| 気づいたこと | ひと言でいうと |
|---|---|
| ①何を覚えるか | 場面ごとに決まったフレーズの引き出しを、できるだけ多く持つ |
| ②どう覚えるか | 歌詞を覚えるのと同じ。くり返し聞いて、声に出すうちに口が覚える |
①は「材料」の話で、②は「覚え方」の話です。この2つがそろうと、日常会話はぐっと楽になります。
日常会話は、場面ごとに出てくるやり取りがだいたい決まっています。スピークには場面別に会話を練習できる機能があるので、これを使い倒すのが日常会話の近道だと感じています。
日本語でも、初対面の会話はだいたい決まっている
まずは日本語で考えてみてください。初めて会った人と話すとき、どんな話をしているでしょうか。
「どこ出身ですか?」「今はどこに住んでいるんですか?」「お仕事は何を?」「好きな食べ物は?」。だいたい、このあたりから始まりますよね。
英語でもまったく同じです。初対面で聞かれることは、ほとんど決まっています。
※初対面の会話の流れを整理したイメージ図です。
図の4つの答え方を口から出せるだけで、初対面の会話の最初の数分はつながります。
「出身」「住まい」「仕事」「好物」と、場面ごとに引き出しがあるとイメージしてください。その場で英文を組み立てる必要がないので、会話が止まりにくくなります。
スピーキングは、歌詞を覚える過程に似ている
2つ目の気づきは、フレーズの覚え方です。続けているうちに、スピーキングは歌詞を覚える過程に似ていると感じるようになりました。
好きなアーティストが新曲を出したら、毎日リピートして聞きますよね。すると、歌詞を覚えようとしていなくても、いつの間にか口ずさめるようになっています。
英会話のフレーズもこれと同じです。その場面のフレーズを何回も耳で聞いて、実際に声に出す。これをくり返すうちに、自然と自分のものになっていきます。
歌も、聞いているだけでは最後まで歌えるようにはなりません。一緒に口ずさんで、カラオケで実際に歌ってみて、初めて歌詞を見ずに歌えるようになります。
スピークを続けていると、同じフレーズが別のレッスンで何度も出てきます。単語帳のように覚えようとした記憶はありません。好きな曲のサビが勝手に口から出てくる感覚に、かなり近いです。
スピークは「場面別」にフレーズを増やせる作りになっている
ここからは、私が実際に使っているスピークの話です。スピークがこの2つの気づきに合っていると感じるのは、レッスンが場面ごとに組まれていて、同じフレーズを何度も聞いて言う流れになっているからです。
1つのテーマは、だいたい次の順番で進みます。
ビデオで聞く
その場面のフレーズを、先生の音声で何度も聞く
ドリルで言う
お手本をまねして声に出す。英文は少しずつ隠れていく
ロールプレイで使う
場面の中で、AIの質問に自分の答えを返す
歌でいうと、1が「リピートして聞く」、2が「口ずさむ」、3が「カラオケで歌う」にあたります。
実際のロールプレイ:初対面の質問がそのまま出てきた
超初級コースの「自分について詳しく話す」という復習では、書店で新しい友達と世界地図を見ながら話すという場面のロールプレイがありました。
タスクは3つで、「①出身地を伝える ②今住んでいる場所を伝える ③働いている場所を伝える」です。まさに、さきほどの初対面の質問そのものでした。
| 話す人 | 会話 |
|---|---|
| AI | Look! It’s a world map! Hey, where are you from? |
| 私 | I am from Japan. |
| AI | Oh, cool! I am from a big city called New York. Where do you live now? |
| 私 | I live in Tokyo. It is a really big city. |
| AI | Tokyo is big! Do you like living there? |
| 私 | Yes, I like it. I work at an office. |
| AI | Nice! What do you do at the office? |
タスクを3つ終えると、画面に「タスク完了です!会話を締めくくりましょう。」と出ます。言いっぱなしではなく、あいさつで会話を締めるまでが練習になっているのも良いところです。
別の場面で、同じ質問がまた出てくる
面白かったのは、しばらく後の総復習でも同じ質問が別の場面で出てきたことです。
今度は、友達のルームメイトとタブレット越しに話すという場面でした。「Where do you live?」「What do you do?」と、書店のときと同じ質問が来ます。
| 話す人 | 会話 |
|---|---|
| AI | Nice to meet you, Taro! Where do you live? |
| 私 | I live in Tokyo. It is a little cold out today. |
| AI | Me too! I live in Tokyo, too. But now, I am at my parents’ house in Cape Town. |
| 私 | Oh, nice! What do you do? I am an office worker. |
場面は変わっても、出てくる質問は同じです。2回目のときは、書店のときよりずっと迷わずに答えられました。
引き出しを増やすなら「フリートーク」を使い倒す
コースのレッスンに加えて、スピークにはフリートークという、場面を自分で選んでAIと会話できる機能があります。引き出しを増やすなら、ここを使い倒すのがいちばんの近道だと思っています。
| カテゴリ | 練習できる場面の例 |
|---|---|
| ロールプレイ | カフェで/ハンバーガー屋で/宅配ピザの電話/ホテルで/新しい友達/授業の初日 |
| ビジネス | 会議の進行/ミーティングのリスケ/採用面接 など |
| トラベル | 旅行計画/海外旅行 など |
| トピック | 世界のグルメ/健康的な食事 など |
それぞれの場面に「今日のゴール」になるタスクが3つあり、詰まったら答え方の例文を和訳つきで出してもらえます。
初対面のあいさつ、カフェの注文、旅行先のホテル。使う場面がはっきりしているほど、引き出しに入れたフレーズを実際に使う機会も多くなります。
フリートークの使い方や、カフェの場面を実際にやった全記録はスピークのフリートーク完全ガイドにまとめています。
注意点:引き出しだけでは足りない場面もある
ここまで良いことばかり書きましたが、正直に書いておきたいこともあります。
自分が答えるフレーズは引き出しに入れておけます。でも、ロールプレイで私が仕事を聞き返すと、AIは「I cook!(料理をしています)」と予想外の答えを返してきました。
「I’m from Japan.」をそのまま覚えるより、空欄を入れ替えられる形で覚えておくほうが役に立ちます。スピークのレッスンでも、地名や職業を入れ替えて何度も言わせる作りになっていました。
日常会話のコツについて、よくある質問
フレーズはいくつ覚えれば日常会話ができますか?
はっきりした数はありません。ただ、初対面の会話なら「出身・住まい・仕事・好きなもの」の4つの答え方があるだけで、最初の数分はつながります。まずは自分がよく出会う場面を1つ選んで、その場面のフレーズから増やしていくのがおすすめです。
聞き流すだけでも覚えられますか?
聞くだけでも、耳はある程度慣れていきます。ただ、歌も聞くだけでは最後まで歌えないのと同じで、実際に口から出せるようになるには、声に出す練習が欠かせません。スピークはお手本をまねして言う練習がレッスンに組み込まれているので、自然と声に出す回数が増えます。
英語がまったく話せなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。私も学校の授業以来という状態から、超初級のコースで始めました。英文の下には和訳が出るので、意味が分からないまま進むことはありません。
声を出せない場所ではどうすればいいですか?
電車の中など声を出せない場所では、お手本の音声を聞くだけにして、声に出すのは家に帰ってから、と分けるのがおすすめです。やり方は電車の中でのスピーク学習にまとめました。
まとめ:場面ごとのフレーズを、歌のように覚える
- 日常会話で聞かれることは、場面ごとにだいたい決まっている
- だから、場面ごとのフレーズの引き出しが多い人ほど、会話がスムーズになる
- フレーズの覚え方は歌詞と同じ。くり返し聞いて、声に出すうちに口が覚える
- スピークは場面別のレッスンとフリートークで、聞く・言う・使うを1つのアプリで回せる
- ただし相手の返事までは予想できないので、型で覚えて、聞き取る練習も続ける
聞いて言う練習のやり方はスピークでシャドーイングをやる方法に、毎日の練習の全体像は英語を話せるようになるには?1日20分の4ステップにまとめています。料金が気になる方は料金プラン完全ガイドもあわせてどうぞ。
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