スピークとChatGPTどっちで英会話練習すべきか【違いは「先生」がいるかどうか】
AI英会話スピーク(Speak)とChatGPTの音声会話、英語の練習にはどっちがいいのかを比較しました。発音判定・カリキュラム・復習の仕組みという3つの違いから、レベル別の使い分けと併用の形まで、両方を使っている運営者が正直にまとめます。
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「ChatGPTって音声で会話できるんでしょ? それなら英会話の練習もChatGPTでよくない?」と思ったことはありませんか。
実際、ChatGPTの音声会話はよくできていて、英語で話しかければ英語で返してくれます。それでも私は、英会話の練習にはスピークを使っています。2つの違いは性能ではなく、「先生がその場にいるかどうか」だからです。
ChatGPTを日常的に使いながらスピークで英語を学んでいる私が、3つの違いと使い分けを正直に整理します。
結論:ChatGPTは「話し相手」、スピークは「先生」
先に答えを書きます。
- ChatGPT=何でも話せる、頭のいい話し相手
- スピーク=順番を決めて教え、発音を直し、復習までさせる先生
英語で話す「場」は、どちらでも作れます。違いが出るのはそのあとで、言った英語を直してくれる仕組みがあるかどうかが分かれ目です。
| ChatGPT | スピーク | |
|---|---|---|
| 発音の判定 | ✕ 無し | ◎ 単語ごと |
| カリキュラム | ✕ 自分で用意 | ◎ 順番つき |
| 復習の仕組み | ✕ 言いっぱなし | ◯ 自動で復習 |
| 料金 | 無料でも可 | 有料(体験あり) |
2つの役割を図にするとこうなります
言葉より図のほうが早いので、担当の違いを1枚にまとめました。
ここから、この「先生の仕事」を3つに分けて具体的に見ていきます。
違い①:発音を直してくれるかどうか
一番大きな違いはここです。
スピークで英語を話すと、発話のたびに単語ごとの判定が返ってきます。うまく言えた単語と通じていない単語が色分けで示されるので、「どこがダメだったのか」がその場で分かります。
一方のChatGPTは、こちらの英語を意味が通じれば受け取ってしまいます。多少発音が崩れていても、文法が変でも、賢いので文脈から汲み取って会話を続けてくれるんです。
会話が続くこと自体は楽しいのですが、練習として見ると「間違いに気づく機会」が失われていることになります。
違い②:カリキュラムがあるかどうか
2つ目の違いは、「今日なにを練習するか」を誰が決めるかです。
スピークはアプリを開くと、続きのレッスンが最初から表示されています。超初級から中級まで階段状にコースが組まれていて、挨拶→買い物→家族の紹介、と場面ごとに進んでいきます。考えることは「開くかどうか」だけです。
ChatGPTは逆に、白紙から始まります。「英会話の練習がしたい」と伝えれば付き合ってくれますが、何をどの順番で練習するかは毎回自分で決めることになります。
カリキュラムの中身は全17コース一覧にまとめているので、全体像を見たい方はどうぞ。
違い③:復習の仕組みがあるかどうか
3つ目は地味ですが、あとで効いてくる違いです。
スピークは、レッスンで間違えた問題を覚えていて、あとで復習に回してくれます。間違えた表現は「保存した表現」に自動で残り、そこから苦手だけを集めた練習レッスンを作ることもできます。言いっぱなしで終わらせない設計です。
ChatGPTとの会話は、基本的に流れて消えていきます。昨日どんな英語を間違えたかをChatGPTが覚えていて、翌日ちょうどいいタイミングで再出題してくれる、という仕組みはありません。
料金を比べる:「無料 vs 有料」で終わらせない
料金も正直に比べます。
ChatGPTの音声会話は無料プランでも使えます(1日の利用上限あり)。本格的に使うなら有料のPlusプランで、2026年8月時点では月額3,000円(税込)、年に換算すると36,000円です。
| 使い方 | 年間の目安 | 英会話練習として |
|---|---|---|
| ChatGPT 無料 | 0円 | △ 上限あり・先生役は無し |
| ChatGPT Plus | 約36,000円 | △ 量は増えるが先生役は無し |
| スピーク プレミアム | 19,800円 | ◎ 先生役こみ |
ここで大事なのは、ChatGPT Plusに課金しても「先生の仕事」は付いてこないという点です。発音判定もカリキュラムも復習も、月3,000円払っても増えません。逆にChatGPTは英語以外の仕事も全部こなすので、すでに仕事や調べ物でPlusを使っている人にとっては、英語の練習相手は「おまけで付いてくる」感覚になります。
つまり比較の正しい形はこうです。
- 英会話の練習のためにお金を出すなら → スピーク(19,800円/年)のほうが安くて専用設計
- すでにChatGPTに課金している・するつもりなら → 話し相手はもう手元にいる。足りないのは先生役だけ
こんな人はChatGPT/こんな人はスピーク
ここまでを踏まえて、選び方をはっきり書きます。
・決まったお題より、自分の興味のある話題で話したい
・発音より「言いたいことを組み立てる練習」を優先したい
・仕事などでChatGPTをすでに使い込んでいる
・発音やフレーズを「直されながら」身につけたい
・自分でお題を考えるのが面倒で、開くだけの形にしたい
・言いっぱなしではなく、復習まで面倒を見てほしい
私は完全に後者でした。白紙を前に自由に話せるくらいなら、そもそも英会話に悩んでいません。まず先生に型を作ってもらう段階だと割り切っています。
併用するなら:スピークで「型」、ChatGPTで「試合」
2つは奪い合う関係ではないので、段階に応じてこう組み合わせるのが現実的です。
スピークで型を作る
カリキュラム順に、発音を直されながら進める
言える文が増えてきたら
習った場面(買い物・自己紹介)が口から出るか確認
ChatGPTで試合をする
興味のある話題で自由会話。崩れたらスピークに戻る
ちなみにスピーク自体にも、カリキュラムの外で自由に話す「フリートーク」機能があります。カフェの注文や道をたずねる場面をAI相手に練習できるので、「自由会話も先生つきでやりたい」という人はまずこちらで足りるはずです。詳しくはフリートーク完全ガイドにまとめています。
スピークとChatGPTのよくある質問
ChatGPTに「英語の先生役をやって」と頼めば同じことができませんか?
ある程度はできます。ただ、毎回プロンプトで指示を出す手間がかかるうえ、発音の判定はできず、進み具合や間違いの記録も残りません。「指示すれば近いことをしてくれる道具」と「最初からそう設計された道具」の差だと考えてください。
英語ゼロの初心者がChatGPTだけで練習するのは無理ですか?
無理ではありませんが、遠回りだと思います。白紙から自分でお題を出し続けるのは、話せない段階では相当きついです。まず型を作ってから自由会話に進むほうが、挫折しにくいと感じています。
スピークのAIとChatGPTのAIは別物ですか?
スピークはOpenAIから出資を受けている会社で、レッスン内のAI会話にも高性能な言語AIが使われています。「AIの賢さ」そのものより、発音判定やカリキュラムという英語学習専用の仕組みがあるかどうかが実際の違いです。運営会社について詳しくは運営会社の記事にまとめました。
ChatGPT Plusに入っていればスピークは要りませんか?
目的次第です。発音を直されたい・順番に沿って積み上げたい・復習まで任せたいなら、Plusにあるのは話し相手だけなので、先生役は別に必要です。逆に自由会話の量だけが欲しいなら、Plusで足りる場面も多いと思います。
まず無料で試すならどっちですか?
両方試すのがおすすめです。ChatGPTの音声会話は無料で今日から使えますし、スピークも7日間の無料体験があります。白紙のマイクを前にしたときの気持ちと、お題が出てくるレッスンの気持ちを比べると、自分に必要なのがどちらか一発で分かります。体験の中身は無料体験の完全ガイドにまとめました。
まとめ:話し相手はもういる。足りないのは先生
- ChatGPTは何でも話せる話し相手、スピークは発音判定・カリキュラム・復習を持つ先生
- ChatGPTは意味が通じれば受け取ってくれるため、間違いに気づく機会が残りにくい
- 白紙から話せない初心者は、お題と手本が出てくるスピークのほうが挫折しにくい
- 料金は「英会話のために払うなら」スピーク19,800円/年が専用設計で安い。ChatGPT Plusに課金しても先生役は付いてこない
- 理想は併用。スピークで型を作り、ChatGPTで試合をする
英語の練習相手が無料で手に入る時代になったからこそ、「直してくれる先生」の価値がはっきりしてきたと感じます。
まずは7日間、先生つきのレッスンで初日に何フレーズ話せるか数えてみてください。白紙との違いは、開いた瞬間に分かります。
料金の全体像は料金プラン完全ガイド、体験の始め方は無料体験の完全ガイドにまとめています。スピフル・Talkful・ELSAといったAI英会話アプリどうしの違いは競合3社との比較で整理しました。
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