スピークとデュオリンゴの違い【役割がそもそも別なので、比べ方を間違えないで】
AI英会話スピーク(Speak)と無料アプリのデュオリンゴ(Duolingo)を、料金・話す量・続けやすさで比較しました。どちらが上かではなく「担当している役割が違う」という話です。英語ゼロから両方を触った運営者が、選び方と乗り換えのタイミングを正直にまとめます。
申込はWebから。アプリからは割引が適用されません
現在の年払いセール(8月16日まで・最大0円OFF)は、 ブラウザで公式ページを開いて申し込んだ人だけが対象です。 スマホにアプリを入れて、そのままアプリ内で課金すると通常価格で請求されます。
スピークの割引・キャンペーンは、ブラウザで公式ページを開いて申し込んだ人だけが対象です。 スマホにアプリを入れて、そのままアプリ内で課金すると通常価格で請求されます。
「英語アプリならデュオリンゴが有名だけど、スピークとどっちがいいの?」と迷っていませんか。
この2つ、実は比べる土俵がそもそも違います。値段や機能を横に並べる前に、それぞれが何を担当しているアプリなのかを知っておくと、選び方でまず失敗しません。
英語ゼロから両方を触った私が、料金・話す量・続けやすさの3点で正直に整理します。
結論:デュオリンゴは「英語をためる」、スピークは「英語を出す」
先に答えを書きます。
- デュオリンゴ=単語や文の形をおぼえる、インプットのアプリ
- スピーク=おぼえたものを声に出して会話にする、アウトプットのアプリ
英語が話せるようになるまでには、この2つの工程が両方必要です。ためた分しか出せないし、出さなければためたものは使えるようになりません。
つまりどちらが優れているかという比較にはあまり意味がなく、いま自分に足りていないのがどっちなのかで選ぶのが正解です。
| デュオリンゴ | スピーク | |
|---|---|---|
| 得意なこと | 単語・文の形 | 声に出す・会話 |
| 1回の学習 | 3〜5分 | 7〜10分 |
| 料金 | 無料でも使える | 有料(体験あり) |
| 向いている人 | 英語がこわい人 | 読めるのに話せない人 |
単語帳を3冊買っても話せるようにならないのと同じ構図で、アプリ選びでも同じことが起きます。
2つのアプリが担当している場所を、図にするとこうなります
言葉だけだと分かりにくいので、英語学習の工程を図にしてみました。
左の「ためる」側だけをどれだけ積み上げても、右の「出す」側に一度も踏み込まなければ、口は動くようになりません。
私自身、学生時代からの英語のイメージは完全に左側でした。単語を覚えて、文法を覚えて、テストで点を取る。だから「英語=おぼえるもの」だと思い込んでいて、話す練習をした記憶がほとんどありません。
中学・高校と英語をやって、大人になってから市販のテキストで独学もしてみました。それでも、外国人に道を聞かれると固まります。
デュオリンゴが得意なこと(ここは本当に強い)
先に、デュオリンゴの良いところをきちんと書きます。ここを軽く扱うと、この記事は信用できないものになってしまうので。
①無料でも十分に使える
一番大きいのはここです。無料のまま毎日続けられるアプリで、英語学習にお金をかける決心がつかない段階の人にとって、これ以上ないほど始めやすい入口になっています。
有料プラン(Super/Max)もありますが、無料でも本編のレッスンは進められます。
②とにかく続く仕組みがすごい
連続学習日数、経験値、リーグ戦、通知。「今日もやらないと」と思わせる仕組みの完成度は、英語アプリの中でも頭ひとつ抜けています。
③1回3分で終わるので、生活に差し込みやすい
1レッスンが短いので、通勤の待ち時間や寝る前の数分で回せます。「毎日英語に触れる」という習慣を作る目的なら、これが一番簡単です。
デュオリンゴにも発話の練習はありますが、出てくる単語や短い文を読み上げる形式が中心です。相手のいる会話をやりとりとして続ける練習とは別物で、ここが後で効いてきます。
スピークが得意なこと(話す量が桁違い)
一方のスピークは、最初から最後まで話すためのアプリです。レッスンの流れが「お手本を聞く→自分で言う」の繰り返しで、言わないと基本的に先に進みません。
数字で出したほうが早いと思うので、私の実測値を置いておきます。
スピークを始めた初日、最初のレッスン「天気について話す」をやった時点で、アプリの記録は話した英文22フレーズ・学習時間7分・新しく出てきた単語15個でした。7分で22回、強制的に口を動かされる計算になります。
約2週間ちょっと続けた時点のアプリの記録は、学習時間392分・話した文章122・連続学習16日です。英会話教室の60分レッスンで自分が話す時間は正味10分あるかどうか、と考えると密度の違いが見えてきます。
さらに、話した英語は発音を判定されます。単語ごとに色分けで返ってくるので、自分のどこが通じていないのかがその場で分かります。人前だと恥ずかしくて指摘されにくい部分を、AIが淡々と返してくれるのは思った以上に気が楽でした。
もう少し詳しい中身はスピークのここがスゴイ4選にまとめています。
料金を比べる:「無料 vs 有料」ではありません
ここが一番誤解されやすいところです。
デュオリンゴは無料でも使えますが、AIと自由に会話する機能は上位プラン(Duolingo Max)限定です。つまり「話す練習」で比べるなら、無料版ではなくMaxとの比較になります。
| プラン | 料金の目安(年払い) | 会話練習 |
|---|---|---|
| デュオリンゴ無料 | 0円 | ✕ ほぼ無し |
| デュオリンゴ Super | 約9,900円 | ✕ ほぼ無し |
| デュオリンゴ Max | 約22,800円 | ◯ AIと通話 |
| スピーク プレミアム | 19,800円 | ◎ 全部が会話 |
デュオリンゴは端末・地域・時期によって表示価格が変わり、期間限定の割引もよく出ます。上の金額は2026年8月時点で確認できた目安です。スピークの最新価格と割引状況は料金プラン完全ガイドで毎週更新しています。
こうして並べると、「話す練習をするための金額」で見ればスピークのほうが安いという結果になります。無料アプリと比べていたはずが、比較対象を正しく揃えると逆転する、という話です。
デュオリンゴMaxのAI会話(「リリーとビデオ通話」)は、公式の説明によると1回の会話が初心者で約1分、慣れてきて3分ほどで、おしゃべりを楽しむ設計です。スピークはカリキュラム全体が発話で組まれていて、1レッスン7〜10分がまるごと口を動かす時間になります。「AIと話すならChatGPTでもいいのでは?」という疑問にはスピークとChatGPTの比較で答えています。
こんな人はデュオリンゴ/こんな人はスピーク
ここまでを踏まえて、選び方をはっきり書きます。
英語学習にお金をかける決心がまだつかない人や、単語や文の形をゲーム感覚で入れ直したい人にも向いています。
英会話教室やオンライン英会話は、高い・時間が合わない・恥ずかしいと感じる人にも向いています。旅行や仕事で「話す場面」が具体的に想像できて、1日10分でいいから口を動かす時間を作れる人なら十分です。
私の場合は完全に後者でした。教室に通わなかった理由は3つあって、高いこと・仕事をしながら通うのが難しいこと・そして何より恥ずかしかったことです。この3つ目が一番大きかったと、いまでは思います。
「デュオリンゴ → スピーク」の卒業ルートが一番きれい
では、いまデュオリンゴを使っている人はどうすればいいのか。おすすめは乗り換えではなく、卒業という考え方です。
デュオリンゴで抵抗をなくす
毎日英語に触れる習慣を作る。無料でOK
「読めるのに言えない」に気づく
ここが卒業のサイン。ためる側は足りている
スピークで出す練習に移る
7日間の体験で口が動くか確かめる
たとえば、朝の3分はデュオリンゴで単語、夜の10分はスピークで発話という組み合わせは、負荷のバランスがよくて続けやすい形です。ただし両方とも中途半端になりそうなら、いま足りていないほうに寄せてください。
スピークを始めたあと、どのコースからやればいいか迷ったらカリキュラム全17コース一覧を見てみてください。日常会話がゴールなら10コース目で終わり、という全体像が先に見えていると気が楽になります。
スピークとデュオリンゴのよくある質問
結局、どっちを先に始めればいいですか?
「英語そのものが不安」ならデュオリンゴ、「話せるようになりたい」ならスピークです。目的が英会話なら、遠回りせずスピークから入って問題ありません。合わなければ体験期間内の解約で0円です。
デュオリンゴだけで英会話ができるようになりますか?
正直に言うと、難しいと思います。単語や文の形は入りますが、会話として続ける練習の量が足りません。デュオリンゴを続けたうえで、話す練習をどこかで足す形になります。
スピークにも無料プランはありますか?
「ずっと無料」のプランはありません。7日間の無料体験か、1ヶ月のお試しプランのどちらかで試す形です。中身は無料体験の完全ガイドにまとめています。
両方に課金するのはもったいないですか?
目的次第です。話せるようになることが目的なら、まずスピーク1本に寄せたほうが結果は出やすいと思います。デュオリンゴは無料版に戻して単語だけ続ける、という形でも十分です。
声を出せない環境でもスピークは使えますか?
使えます。ビデオ・レッスンには発話をスキップして音声だけ聞くモードがあり、通勤電車でも進められます。やり方は電車の中でのスピーク学習にまとめました。ただし本領は発話にあるので、声を出せる時間もどこかで確保してください。
まとめ:比べるべきは「値段」ではなく「いま足りていない工程」
- デュオリンゴは英語をためるアプリ、スピークは英語を出すアプリ。役割が違う
- 「無料 vs 有料」で比べるのは間違い。会話練習で揃えるとデュオリンゴMax(約22,800円)とスピーク(19,800円)の比較になる
- スピークの実測は初日7分で22フレーズ/16日で話した文章122。話す量が本体
- 迷ったらデュオリンゴで抵抗をなくす→読めるのに言えないと感じたらスピークへの順番がきれい
- 併用もあり。朝3分デュオリンゴ/夜10分スピークの分担が現実的
英語が話せるようになる方法を煎じ詰めると、結局「英語を話す回数を増やすこと」に行き着きます。ためる工程がある程度できている人なら、次にやるべきことははっきりしています。
まずは7日間、初日に何フレーズ話せるか数えてみてください。数字が出ると、自分に足りなかったのがどっちだったのかがはっきり分かります。
料金の全体像は料金プラン完全ガイド、始め方の判断基準は無料体験の完全ガイドにまとめています。
ほかのAI英会話アプリや、ChatGPT・デュオリンゴ・オンライン英会話との比べ方はAI英会話4つの選び方にまとめています。
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